適当ism

思った事感じた事を気軽に無責任に適当に。。。

愛国優人の男女観

そもそもこの愛国優人の根底には『男尊女卑』の考えが根付いている。その上、理論構成は超適当だ。
それを分った上で、興味があれば読み進めて欲しい。

少し前からフェミ活動家達の間で女性の社会進出とかが叫ばれているようだ。
アベノミクスの成長戦略なんぞにしても、「女性が輝く日本」などというキャッチフレーズの下、女性の社会進出を声高らかに叫んでいる。
具体的な政策は下記の通りだ。

・2020年の25歳~44歳の女性就業率を73%にする(2012年68%)
・「3年間抱っこし放題」で育児休業期間を子供が3歳になるまで延長/その後の職場復帰を支援
・2020年の第1子出産前後の女性の継続就業率を55%にする(2010年38%)
・2020年の男性の育児休業取得率を13%にする(2011年2.63%)
・指導的地位に占める女性の割合を2020年までに30%程度にする
・2017年度までに約40万人分の保育の受け皿を整備し待機児童解消を目指す
(※中期目標として2014年度で約20万人分の保育の受け皿を整備する)

中には、良い事を言っている(必要だなと思う)政策も含まれているものの、
全体的には、根底に『男尊女卑』の考えを持つこの愛国優人が見ても、
「これって、女性をバカにしすぎ(軽く扱い過ぎ)だろ」という感が拭えない。

日本の伝統的「女性観」

少し話は変わるが、日本という国の伝統的な女性観を皆さんはご存じだろうか?
日本は大昔(神話の時代)から、「女性上位」の国なのだ。
神国・日本はイザナギ(ノミコト)またはイザナキ(ノミコト)(伊邪那岐/伊弉諾/伊耶那岐)という男神
イザナミ(ノミコト)(伊邪那美伊弉冉、伊耶那美、伊弉弥)という女神による国産みにより日本国が形成されたとされる。
そして国産みによってできた日本国を守護し繁栄させる為に神産みを行い、家宅六神と風の神・木の神・野の神といった自然にまつわる神々を
お産みになられるのである。まあ、この辺りに興味のある人は是非「古事記」を読んで下さい。
国や神様をお産みになられたこのイザナギ/イザナミの2柱の神様の関係性は常に女神であるイザナミが上位でイザナキは
付き従うという関係性であったが、たった一つイザナキ(男神)に与えられたイザナミをリードする役割が国産み/神産みにおける
主導権だけなのである。八百万(やおろず)と言われる神々がのどかに平和に穏やかに過ごす高天原(たかまがはら)を統治
しているのは皇祖神にして日本国民の総氏神とされる主神様(ぬしがみさま)・天照大御神アマテラスオオミカミ)は女神
であるし、天照大御神を困らせ悩ませるのが須佐之男命(スサノオノミコト)という男神なのである。ちなみに須佐之男命は海の神様と位置付けられている)
このように、日本では神話の時代から女性が中心/主役で、その主役を困らせ悩ませるやんちゃ坊主/脇役が男性だというのが、
日本の歴史的・伝統的な性別観であり、欧米等に見る「女性は男性の持ち物であり、奴隷的存在」だとする感覚とは遠く懸け離れている。
奴隷的存在だから、そn地位向上を求めて、女性解放運動なるものが沸き起こるのは頷けるし、男女平等などが叫ばれるのも
理解できる。女性達が「私達も男と同じ人間なのよ!」という女性の魂の叫びだ。
女性は主役であり、神様だとする日本文化において、それは馴染まない。日本では女性は「神様(オカミサン)」なのだから。

社会進出で女性が輝く?

愛国優人はそもそも疑問に思う。
「そもそも日本人女性は結婚・出産後も仕事を続けたいとおもっているのか?」と。
国産みによって出来た国を守り繁栄させるために、神様は国(国産み)→家→自然→(神様の)子供達という順序で神産みをなされたのだ。

これが日本における大事の順序だ。国・地域を愛し、家庭・家族を大切にし、自然を尊び、子供達を慈しむ。
日本の、日本人の遺伝子レベルに刻み込まれた日本の伝統なのである。これらの大事を主体的に実行できるのは女性なのである。
だから、日本においては女性が主役であり、女性は神様として敬われる存在なのだ。
※ここではあえて日本人女性はと付けくわえさせて頂く。人種差別などではない。にほんという国の伝統と文化に根付くものであるからなのだ。
それらの大事をさしおいて、社会進出で女性が輝くなどと聡明な日本人女性が思うのだろうか?
ここに驚きのデータがある。
なんと、結婚・出産後も仕事を続けたい女性=84.6%、仕事を続けて欲しい男性=82.4% だそうだ。
このデータの出所は「日本死ね」でおなじみの反日企業ユーキャン調べではあるものの、予想外の数値だ。
「グローバルスタンダード」という名の「欧米基準」が日本の伝統文化を蝕んでいる。なんと嘆かわしいことか。
日本人女性は結婚(自分の家庭ができる)を契機に家庭に入り家事育児に専念する。これこそが日本人女性の大事であり、
日本人女性が最も輝く舞台なのである。そしてそれは女性にしか上手くこなせないのだ。現にこの愛国優人、諸事情により、
育児はしていないが、家事はやっている。だが、愛国優人の家はぐちゃぐちゃだ。愛国優人の家に来た女性は顔をしかめ、
頭を抱える事だろう。しかし、それでいい。何故なら愛国優人は男であり女性を困らせ悩ませるやんちゃ坊主が男だからだ。
日本の伝統なのだ。女性にお小言を言われても「日本の伝統だ!」で終わらせる。
愛国優人は「亭主関白」だよ。と言う所以はここにあるwww

現れろ大和撫子

日本は欧米に毒されている。日本に足りない部分を欧米文化で補うのは大歓迎だ。
だが、日本の良い所であり、日本の伝統的な素晴らしい所まで欧米文化に浸食されている。
「ならぬものは、ならぬのです。」
毅然とした気品高い聡明な日本人女性「大和撫子」。
愛国優人は日本の片隅で今日も独りで愛国優人の目前に「大和撫子」が現れてくれることを孤高に待ちわびている。